フィジー自然体験実習・地質調査


*ガリマーレ石灰岩地域の地質調査  作業・行動日程表

 用意するもの:地形図(全員)、クリノメーター、GPS、ハンマー、折尺(各班1)、筆記具、カメラ類(各自)。ルーペ(8)。

1)出発前・日本での作業

 フィジーの地質概要 英文の予習。岩石種、時代、地質形成の背景、地下資源など。

 衛星写真の読図。バンド別のデータ読みとりと地表状況の解読。

 岩石種の識別、クリノメーターの使い方、地形図の読図など。基本技術の習得。

2)イントロダクション(9/8午後)

 河原でのレキのサンプリング、地質からストーリーを組み立てる練習

 位置、方位の確認。地図の読図。記入の仕方。

3)3グループでの調査(9/9,10,11)

 ルートマップ作り

 露頭観察

 不整合、断層の確認、地質構造の確認

 岩石種の変化

 地形と地質の照合

4)調査結果のまとめ(9/9-12) …夜間、宿で作業。

 ルートマップ作成

 断面図作成

 地質図の作成、地質断面図の作成。地質構造の解釈。

5)オプション・珊瑚礁観察(9/12,13)

 珊瑚礁の発達の様子を観察する。火山岩(岩盤)から石灰岩への移行部分の観察。不整合面の認識。

6)映像記録実習、実習報告レポート作成について。(地質関連のテーマでの注意点)

 露頭の撮影、位置がわかるように。地図を入れておく。日時の情報も大事。

 レポート提出:html形式によるデジカメ画像をつけた報告書または10分以内のテーマ映像を編集して提出。


H.Hagiya 2003.7.6-